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仙台市民会館の在り方検討、市内全ホール体系的に整理 郡市長表明

仙台市民会館(右)と併設された都市再生機構の住宅

 郡和子仙台市長は10日、築45年以上が経過する市民会館(青葉区)に関し、存廃を含め、今後の在り方を検討する考えを表明した。市中心部への音楽ホール整備に向け、市内の全ホール施設の将来見通しを体系的に整理する中で、市民会館の方向性も定める。
 郡市長は市議会9月定例会代表質疑の答弁で、市内のホールは公共、民間を問わず総じて老朽化が進んでいる現状を指摘。「維持修繕費は増加し、利用者が求める施設水準との乖離(かいり)も生じている。将来の財政負担も踏まえ、ホール施設の体系整理を行う」と語った。
 市民会館に関しては、都市再生機構の住宅(240戸)が併設されているため「老朽化は進んでいるが、ここでははっきりと今後の在り方を言及できない」と詳細に触れることを避け、「ホール施設の体系整理に合わせ、鋭意検討を進めたい」と述べるにとどめた。
 市民会館は1973年に開館。約1300席の大ホール、約500席の小ホールなどを備える。
 音楽ホールを巡っては有識者の音楽ホール検討懇話会が2019年3月、2000席規模のホールを核とする施設整備を提言。市は19年度中に建設地を決める予定だったが、候補地に公園が含まれることに反発の声が上がり難航している。
 郡市長は答弁で「(建設地は)ホール施設の体系整理を踏まえた上で考える」との方針を明らかにした。


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2020年09月11日金曜日


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