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女川原発再稼働 宮城知事、訓練前に同意判断も

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の前提となる「地元同意」の判断時期を巡り、村井嘉浩知事は14日の定例記者会見で「県原子力防災訓練の結果は関係ない。切り離して考える」と述べた。重大事故時の広域避難計画の実効性を確認するため今秋以降に予定される訓練の前に、同意の判断をする可能性を示唆した。
 訓練は、6月に政府が避難計画を了承後、初めて実施される。時期は未定だが、国との合同開催が決まった。村井知事は「原子炉がある以上は訓練しないといけない」と従来の主張を繰り返した。
 東北電は、2号機の安全対策工事が2022年度に完了するとしている。再稼働に慎重な県議からは、県民意見の聴取に時間をかけるべきだとの声も上がる。
 村井知事は判断時期を問われ「まだ分からないが、いつまでもだらだらというわけにいかない」と強調。東北電との安全協定に基づく事前了解、政府への地元同意の伝達は「同時期になる」との見通しも明らかにした。
 県議会は24日、議員全員協議会を開き、新規制基準への適合を認めた原子力規制委員会の審査や避難計画の内容について国の担当者から説明を受ける方針。知事は「(8月に)自民党・県民会議などは原発を視察した。国の話を聞く機会もあった方がいい」と語った。


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2020年09月15日火曜日


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