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女川再稼働 地元の商工団体、宮城県議会に賛成の請願・陳情 反対の市民団体も提出へ

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働について、宮城県女川町の商工団体が賛成の請願か陳情を県議会に近く提出することが16日、分かった。再稼働に反対する県内の市民団体も同日、請願を出す方針を決めた。
 県議会の意思は、村井嘉浩知事が再稼働の前提となる「地元同意」を判断する際に最も重視する材料。請願か陳情への賛否は、県議会の姿勢をより具体的に示す形となる。23日開会の9月定例会は、再稼働を巡る最大のヤマ場となる。
 賛成の申し入れは、町商工会、町観光協会、県漁協女川町支所、女川商工事業協同組合の4団体が行う見通し。提出の時期や形式、個別か合同かといった詳細の調整を進めている。
 4団体は町議会にも賛成の陳情を個別に出し、7日の9月定例会本会議で採択された。県議会の最大会派「自民党・県民会議」は女川町議会の判断を重視しており、4団体の意向に一定の理解を示している。
 再稼働に反対する市民団体「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」などは16日、野党系県議でつくる「脱原発をめざす県議の会」と県議会棟で意見を交換。開会日の23日をめどに、反対の請願を提出する方針を確認した。
 県議会は開会翌日の24日、議員全員協議会を開く。2号機の新規制基準への適合を認めた原子力規制委員会の審査、重大事故時の広域避難計画の概要について、国の担当者から説明を受ける予定。
 10月1日以降の代表質問や一般質問で論戦が本格化する。請願や陳情は、付託される常任委員会で審査される見通し。


2020年09月17日木曜日


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