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青森の85〜91歳の男性4人、日本記録樹立 マスターズ陸上1600メートルリレー

佐々木孝昌・青森県五所川原市長(左)に試合の結果や感想を伝えるリレーメンバー=14日
日本記録を樹立したリレーメンバー。(前列左から)敦賀さん、佐藤さん、工藤さん、田中さん=青森県五所川原市役所

 青森県在住の85〜91歳の男性4人が、同県弘前市で5日にあった青森マスターズ陸上選手権M85(男子85〜89歳)の1600メートルリレーで、日本記録をたたき出した。出場を目指していたメンバーが亡くなるなど、苦難を乗り越えての快挙。メンバーは「次は世界記録を」と意気込んでいる。
 5歳刻みで競うマスターズ陸上で、M85の1600メートルリレーが国内で実施されたのは初めて。日本マスターズ陸上競技連合(東京)に競技結果などを提出し、近く正式に日本記録として認定される見通し。
 出走したのは、1走敦賀又四郎さん(91)=五所川原市=、2走佐藤鼎(かなえ)さん(85)=八戸市=、3走工藤勇蔵さん(91)=五所川原市=、4走田中博男さん(89)=青森市=。世界記録(7分23秒31)に迫る7分28秒91で走り切った。
 M85の屋外100メートルなど四つの世界記録を持つ田中さんが6年前から競技仲間に声掛けし、準備してきた。メンバーが亡くなったり、照準を合わせていた昨年の大会が台風19号で中止になったりする中、練習を続けた。今大会の直前には青森市の陸上競技場などに2回ほど集まり、バトン練習して結束を高めた。
 4人は14日、五所川原市役所を訪れ、佐々木孝昌市長に記録樹立を報告した。佐々木市長は「来年はぜひ世界記録をつくってほしい」と激励した。
 田中さんは「長い道のりだった。来年90歳。M90に出場できる選手を見つけ、リレーで圧倒的な世界記録をつくりたい」と話した。


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2020年09月17日木曜日


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