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新型コロナで中止でも・・・祭りの熱気感じて 岩手・大槌で企画展

掲げられた芸能団体ののぼり。祭りの情景をしのばせる

 新型コロナウイルスの影響で中止になった岩手県大槌町内の祭りの熱気を感じてもらおうと、「見っぺし!聴ぐべし!祭りの歩み2020」展が、町文化交流センターで開かれている。30日まで。
 神楽や鹿子踊(ししおどり)、虎舞など町内に19ある郷土芸能団体ののぼりや法被を展示。約10種類のDVDを自由に視聴できる。各団体の歴史や演目、メッセージなどを、多数の写真と共に紹介するパネルは読み応えが十分だ。
 宮司のインタビューや歴代の祭りポスターも紹介。公募した「自慢の祭り写真展」では、昭和50年代の懐かしい街並みや、東日本大震災からの復興の過程で心の支えになってきた祭りの様子を垣間見られる。
 同町では感染症防止のため、8月の吉里吉里まつり、9月の大槌まつりが中止となった。祭りの雰囲気をわずかでも再現しようと、町文化交流センターが展示を企画したところ、各芸能団体から積極的な協力が得られたという。
 センターの生利(なまり)望美さんは「祭りは震災があった11年にも行われ、一番の楽しみにする町民は多い。来年は必ず開ける状況になってほしい」と願った。


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2020年09月19日土曜日


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