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熱々の芋煮、4000食分ドライブスルー 山形で「日本一のフェス」代替行事

しょうゆ味の芋煮を作った大鍋。3個の大鍋で順に作られ、周囲にいい香りが漂った
混雑が回避されたドライブスルー会場
ドライバーに芋煮セットの袋を手渡す青年部メンバー(写真は一部加工しています)
小分けにし、4人分ずつ容器に詰められた芋煮

 山形市で20日、自動車限定の完全予約制で芋煮を渡す「ドライブスルーで芋に恋して」があった。新型コロナウイルス対策で中止になった「第32回日本一の芋煮会フェスティバル」の代替行事。予約した市民らがマイカーで訪れ、熱々の芋煮セットを受け取った。
 オンライン前払い制で4人分1000セット限り。渋滞を避けるため、会場を例年使用する馬見ケ崎川河川敷から、より広い車両スペースを確保できる須川の反田橋付近(同市下反田)に移し、午前9時〜午後2時に受け付けた。
 調理は午前4時半から実行委員会の山形商工会議所青年部約30人が担当。山形牛200キロ、いずれも市内産の里芋500キロ、ネギ100キロ、コンニャク500枚を使い直径1.3〜2.3メートルの大鍋3個で作り、しょうゆなどで味を調えた。
 ドライブスルーで受け付けるため、4レーンを設けた。青年部メンバーが車窓を開けたドライバーの額に計器をかざして検温した後、予約に応じて芋煮1〜5セットを手渡した。
 母親と訪れた山形市の会社員女性(45)は「ドライブスルー対応に興味があり、すぐ申し込んだ。地元経済の循環に貢献したい。芋煮は自宅でゆっくり味わう」と笑顔で語った。
 公平雅士実行委員長は「31年続いた日本一の芋煮会の中止は残念だが、形を変えて実現できたのは意味がある。車の流れも順調で成功だ」と述べた。
 山形市や山形商工会議所などでつくる「日本一の芋煮会フェスティバル協議会」が主催。食品持ち帰りのため来場を東北と新潟県のナンバーの車両に限った。


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2020年09月21日月曜日


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