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存続意義、語り合う 県美ネットが仙台でシンポ

前川国男の設計について解説する大宇根氏(奥)

 市民団体「宮城県美術館の現地存続を求めるネットワーク」(県美ネット)は19日、美術や建築の専門家らによるシンポジウムを、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開いた。
 約150人が来場。画家佐藤一郎氏と建築家大宇根弘司氏、作家森まゆみ氏が登壇し、県美術館の存在意義や存続に込める思いを語った。
 大宇根氏は、設計者の前川国男が県美術館に込めた思いなどを紹介。佐藤氏は「仙台というまちをイメージさせるものが、他にあるだろうか。若い人へつなぐ必要がある」と話した。森氏は「原風景を守るため、声を上げていくしかない」と存続活動の重要性を強調した。
 来場した60代の無職女性=青葉区=は「昨年、38年ぶりに宮城に戻り、通おうと思っていた。移転には疑問を感じる。行政は県民の声に耳を傾けるべきだ」と話した。


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2020年09月22日火曜日


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