秋田のニュース

新米できりたんぽ作り始まる 秋田の料亭「濱乃家」

フェースシールドやゴム手袋を着けた仲居らが手作業できりたんぽを作った
【いろり】いろりできりたんぽに焦げ目を付ける。香ばしいにおいが部屋いっぱいに広がった
【手作業】フェースシールドとゴム手袋を着け、きりたんぽを作る仲居ら
【新米】秋田市産のササニシキをつぶす男性従業員。五分づきまでつぶし、きりたんぽに加工する

 秋田の秋の風物詩、新米を使ったきりたんぽ作りが23日、秋田市大町の老舗料亭「濱乃家(はまのや)」で始まった。今年は新型コロナウイルスの影響で5カ月にわたり休業していたが、新米シーズンに合わせて21日に営業を再開。担当者は「巣ごもり需要に期待したい」と実りの秋を喜ぶ。
 市内の契約農家が15日ごろに収穫したササニシキを炊き上げ、男性従業員がきねと臼でコメの食感が残る「五分づき」までつぶした。フェースシールドとゴム手袋を着けたおかみや仲居ら5人は、秋田杉の串に手作業で巻き付け、いろりの火で焦げ目を付けた。
 きりたんぽは会席料理で提供するほか、主にネットで販売。比内地鶏やスープ、野菜などを詰め合わせたセットを市内の工場で生産する。昨シーズンの出荷箱数は約2万9500箱。新型コロナの影響で4月20日から9月20日まで休業し、前シーズンより1000箱減少した。
 竹島知憲社長(65)は「今年は米の質も良くおいしいきりたんぽができた。秋田の味を全国の人に家で楽しんでほしい」と話した。


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2020年09月23日水曜日


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