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旧角田女子高で献花式 解体前、犠牲者に祈り 震災時に遺体安置所

献花する佐藤署長

 東日本大震災の遺体安置所となった宮城県角田市の旧角田女子高で、角田署は23日、献花式を行い、犠牲者を慰霊した。
 体育館や校舎が震災から3カ月ほど安置所となり、角田署が運営に携わった。校舎などの解体工事が同日始まったのに合わせ、冥福を祈る機会を設けた。
 角田女子高の校地だったことを示す記念碑の前に設けられた祭壇に、署の幹部や若手警察官の計5人が花を手向け、手を合わせた。佐藤誠署長は「津波で亡くなった方の無念、家族の悲しみを受け止め、震災後に採用された警官に経験と教訓を伝承したい」と述べた。
 震災当時も角田署に勤務し、安置所での業務を担当した加藤宗昭警務課長は「遺族の大変深い悲しみを感じた」と振り返り、「昨年も大きな台風災害があり、安全安心を改めて誓った」と話した。
 角田女子高は角田高と統合され、2004年度で閉校した。


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2020年09月24日木曜日


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