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宮城県立高入試の全国募集検討 県教委が専門委設置

宮城県庁

 宮城県教委は24日、県立高の志願者を全国募集する入試制度を検討する専門委員会を設置し、県庁で初会合を開いた。少子化による県内の中学校卒業者数の減少が背景。35道府県の導入例を踏まえ、メリットや課題を整理した。
 県内では、志津川高(南三陸町)や中新田高(加美町)の地元で導入を模索する動きがある。
 初会合で、県教委は募集定員に対する充足率が減少傾向にある現状を報告。他で全国募集を導入する目的に挙げられた(1)学校の魅力向上(2)地域の活性化(3)特色のある学科での学び(4)部活動の競技力向上−といった観点について議論した。
 委員の反対はなかったが、「県外生徒の将来にも責任を持たなければならない」「学力の向上と地域の活性化が結び付くのか不安」などの意見が出た。
 委員長の田端健人宮城教育大教職大学院教授(教育学)は「高校と地域を主体に考えなければならない。課題も考慮しながら進めていきたい」と話した。
 次回会合は10月27日。11月下旬に開催される高校入学者選抜審議会で中間報告を示し、2021年度以降にまとめる予定。


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2020年09月25日金曜日


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