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「祈」テーマに芸術祭 白河の歴史・文化と現代アートが融合 26日開幕

ヤノベさんのだるま作品
アーティストが絵付けしただるま。商店街のショーウインドーに展示されている

 白河市の歴史や文化を基にした現代アートの芸術祭「福島ビエンナーレ2020 風月の芸術祭in白河−祈(いのり)」が26日、開幕する。市内の小峰城跡や商店街などを会場に有名アーティストの作品を展示する。11月3日まで。
 市などでつくる実行委員会が主催。福島ビエンナーレは2004年から隔年で開催され、これまで二本松市や南相馬市など県内各地で開かれた。白河市での開催は初めて。
 テーマは祈り。「コロナ禍の中で心身の健康と活力を得られるように」との願いを込めた。国内外からヤノベケンジさんや小松美羽さんら25人の芸術家が参加し、市内約20カ所にさまざまな作品を展示。映像作品や制作者へのインタビューなどはインターネットでも配信する。
 作品は白河に根付いてきたこま犬や神獣、白河だるまなどがモチーフ。参加アーティストが絵付けした白河だるまを商店街に並べる「アートだるま展示」は、商店街を散策しながら作品を楽しむことができる。
 25日に市内でオープニングセレモニーがあった。白河のご当地ヒーロー「ダルライザー」とコラボし、造形物とAR(拡張現実)を使った映像作品を制作したヤノベさんは「人をたくさん集めることが難しい中で、どうクリエーティブな結果を出せるか考えた。コロナ禍での芸術祭の在り方をいち早く示すことができた」と話した。


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2020年09月25日金曜日


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