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無言の校舎、教訓語る 震災遺構「中浜小」公開始まる 宮城・山元

震災遺構「中浜小」前でテープカットする関係者。ハト形の白い風船を空に放って開館を祝った=26日午前11時35分ごろ、宮城県山元町

 宮城県山元町の東日本大震災の遺構「中浜小」の一般公開が26日、始まった。屋上の屋根裏倉庫に逃げた児童ら90人全員の命を救った校舎が、津波の威力と備えの重要性を伝える。
 開館式典が現地であり、関係者約30人が出席。斎藤俊夫町長が「大津波の痕跡をできる限り残した防災教育施設を自分の目で見て、未来の災害への教訓を読み取ってほしい」と語った。来館者は校舎内部を巡り、9年半前の状況がうかがえる教室や倉庫を見学した。
 海から約400メートルの中浜小を高さ約10メートルの津波が襲い、2階の天井近くに達した。同小は2013年3月に閉校した。


2020年09月27日日曜日


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