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日本建築の変遷紹介 東北歴史博物館で特別展

日本の建築の変遷を紹介する特別展

 飛鳥時代から江戸時代にかけての建築の変遷を紹介する特別展「伝わるかたち/伝えるわざ 伝達と変容の日本建築」が26日、宮城県多賀城市の東北歴史博物館で始まった。11月23日まで。
 建築模型や図面など約120点を展示している。「伝わるかたち」のコーナーでは、神社仏閣の建築様式を紹介。共に神明造りの伊勢神宮と仁科神明宮(長野県大町市)の模型を並べて屋根の傾斜や材料の違い、礎石の有無などの差異を分かりやすく伝えている。伊勢神宮の建築様式が少しずつ変化しながら、国内に広がったことが分かる。
 世界最古の木造建築、法隆寺五重塔の10分の1の模型もある。上層ほど屋根が小さくなる構法は約1000年後、江戸城の天守閣に受け継がれたことを説明している。
 「伝えるわざ」のコーナーでは、16世紀に焼失した円覚寺仏殿(神奈川県鎌倉市)の再建計画の設計図が目を引く。縦約2メートル、横約3メートルの大きさ。現存する国内最古級の設計図という。
 訪れた東大大学院工学系研究科2年金子英人さん(23)=東京都=は「情報が伝達される過程で、同じ建築様式でも多様なバリエーションが生まれたことがよく分かった」と話した。
 午前9時半〜午後5時。休館日は11月23日を除く月曜日。一般1200円、65歳以上1100円、小中高生400円。


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2020年09月27日日曜日


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