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古式ゆかしく厳かに 憧れの能舞台で結婚式 宮城・登米

能舞台で結婚式を挙げ、杯を交わす渡辺さん夫妻
収穫期の田園を背景に、人力車で式場に向かう新婦みゆきさん

 宮城県登米市登米町の市伝統芸能伝承館「森舞台」で26日、結婚式が行われ、古式ゆかしい儀式とみやびやかな能が披露された。
 式を挙げたのは登米市の会社員渡辺寿文さん(41)とみゆきさん(39)。約300年の伝統がある登米能を伝承する登米謡曲会会員が、登米伊達家の城下町に伝わる杯事(さかずきごと)を執り行った。
 能舞台の中央に新郎新婦が座り、親族が向き合って杯を交わした。「高砂」「養老」「玉ノ井」の式三番と呼ばれる謡が入り、厳粛な雰囲気に。能「羽衣」が演じられ2人を祝った。
 森舞台は建築家隈研吾氏が設計し、日本画家千住博氏が鏡板に老松と若竹を描いた。寿文さんは「厳かに伝統的な式を挙げることができて良かった」と語り、みゆきさんは「地元の憧れの舞台で祝っていただき、うれしい」とほほ笑んだ。


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2020年09月27日日曜日


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