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震災遺構・伝承館 来館10万人に 気仙沼

菅原茂市長(左から2人目)らと記念撮影する原田さん(同3人目)。右隣は那美さん

 宮城県気仙沼市波路上の市東日本大震災遺構・伝承館の来館者が27日、10万人に達した。
 節目の来館者は南三陸町職員の原田裕基さん(29)=登米市=。愛知県新城(しんしろ)市から4月に派遣された。妻の那美さん(28)と訪れ、気仙沼産の茶豆などの記念品を贈られた。
 原田さんは、前任の派遣職員から伝承館を訪れるよう勧められたという。「津波の爪痕を肌で感じたかった。10万人目として、ここで学んだことを地元に戻っても伝えたい」と話した。
 伝承館は昨年3月10日の開館。本年度は新型コロナウイルスの感染拡大で約2カ月の臨時休館を余儀なくされ、修学旅行などのキャンセルが相次いだ。今月22日時点の1日平均の来館者数は、前年度比132人減の138人となっている。
 佐藤克美館長(52)は「国内外の10万人が震災に興味を持ってくれた証しで、感謝したい。コロナ対策を万全にして、今後も伝承活動を続ける」と話した。


2020年09月28日月曜日


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