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食品ロス減らして寄付へ 10月から仙台市と4社がフードドライブ

昨年10月のフードドライブで集まった食品の一部(仙台市提供)

 仙台市と企業4社は家庭などで余った食品を持ち寄り、フードバンク団体へ寄付する「フードドライブ」を10月1日に始める。本年度は回収拠点を2カ所増やし、市内18カ所に拡大。このうち9カ所は実施期間を6カ月間に延ばし、前年度を上回る回収量を目指す。

 賞味期限が1カ月以上あり、常温保存ができる生鮮食品以外のコメ、缶詰、インスタント・レトルト食品などを集める。イオン東北(秋田市)とヤマザワのほか、新たに藤崎、日本たばこ産業(JT)東北支社がプロジェクトに参加する。
 仙台市内のイオン5店舗とヤマザワ2店舗、葛岡、今泉の両リサイクルプラザは来年3月31日まで、藤崎本館と市役所本庁舎など市有施設8カ所は10月と来年2月に、それぞれ回収箱を設置し余った食品を募る。
 食品は市民団体「フードバンク仙台」(青葉区)を通じ、生活困窮者や支援団体、子ども食堂などに寄付する。JT東北支社はイオン、ヤマザワ、藤崎本館の計8カ所からフードバンクへの運搬を担当し、営業や商品の搬入時に回収する。
 市によると、まだ食べられるのに捨てられた「食品ロス」は、2019年の抽出調査で家庭ごみの9.6%を占めた。年間排出量に直すと、約1万7700トンになる。市は18年10月に初めてフードドライブを実施し、約485キログラムを回収。19年度は10月と2月の2カ月で約1764キログラムを集めた。
 市家庭ごみ減量課の向井晃之課長は「民間企業の協力が年々拡大している。今後は食料品店に限らず回収箱の設置者を募り、市内にフードドライブの循環を根付かせたい」と語った。
 回収箱の設置場所は次の通り。

 【青葉区】イオン仙台店、藤崎本館、仙台市役所本庁舎、青葉区役所、市市民活動サポートセンター、市福祉プラザ、葛岡リサイクルプラザ【宮城野区】イオン仙台幸町店、宮城野区役所【若林区】イオンスタイル仙台卸町、若林区役所、今泉リサイクルプラザ【太白区】イオン富沢店、ヤマザワ中田店、太白区役所【泉区】イオン仙台中山店、ヤマザワ住吉台店、泉区役所


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2020年09月27日日曜日


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