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塩釜市、コロナ対応事業で独居高齢者に応援パック送付

75歳以上で1人暮らしの高齢者に送る応援パック

 宮城県塩釜市は、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などで健康状態が不安視される1人暮らしの高齢者に、地元の食品や脳トレの本を詰めた応援パックの送付を始めた。75歳以上が対象で、受け取り時に配送ドライバーが安否確認を実施する。
 パックは4000円相当。県産ひとめぼれ(2キロ)、地場産ノリなどに加え、災害時の相互支援協定を結び、7月に豪雨被害に遭った村山市への支援として同市特産のそばも入れた。
 食品以外には自宅でできる介護予防をテーマに、パズルを集めた大人向けの脳トレドリルや折り紙、ストレッチの方法を印刷したタオルを選んだ。
 届ける際、民間のドライバーが高齢者1人1人に健康状態や外出頻度、日中の過ごし方といった5項目を聞き取る。塩釜市は報告を受け、今後の支援や事業展開に生かす。事業費は1500万円で、国の地方創生臨時交付金を活用した。
 高齢者施設に入居する129人には、応援パックではなく3000円分のクオカードを配る。
 75歳以上の1人暮らしの市民は、8月末現在で2558人。市長寿社会課の志野英朗課長は「塩釜は県内でも1人暮らしの高齢者が多い。届いたグッズを活用し、自宅で頭を働かせたり、体を動かしたりしてほしい」と話した。


2020年09月29日火曜日


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