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宮城・丸森で被災電柱の撤去始まる 1.6キロに40本、完了時期未定

五福谷川沿いの町道で始まった電柱の撤去作業

 東北電力などは29日、昨年10月の台風19号で被災した宮城県丸森町薄平地区の町道五福谷北山線沿線で、倒壊した電柱や電線の撤去作業に着手し、報道機関に公開した。隣接する筆甫地区にかけて電柱が約40本あり、電線は計約1.6キロ。路面の被害が大きいため、作業完了の時期は未定という。
 町道の電柱は、五福谷川の氾濫や土砂崩れで倒されたり、傾いたりした。通行止め区間の一部で仮設道路が完成したため、東北電力などが撤去作業を開始。作業車で電柱を抜き取り、電線を回収した。
 町道は、町内で電柱を撤去する最後の区間。周辺には斜面やアスファルトが崩れた跡も残る。途中に寸断箇所があり、薄平、筆甫両地区の往来はできない。撤去作業は町道の復旧状況に合わせて進める方針。
 東北電力ネットワーク白石電力センター配電技術サービス課の久郷和人専任課長は「条件は悪いが、足元の安全を確保し工事を進める。停電を少なくするため、設備の増強も目指す」と話した。
 昨年10月12日の台風19号で町内は2830戸が停電。東北電力などは同年11月2日までに全て復旧させた。配電設備の本格的な復旧工事も進め、町内では電柱約600本、電線約23キロ分を新設した。


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2020年09月30日水曜日


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