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明治の名建築見納め 弘前の「翠明荘」、閉店前に一般公開

廊下から庭園を眺める見学者
一般公開された翠明荘の広間。訪れた人は写真を撮り、閉店を惜しんだ

 建物が国登録有形文化財に指定され、30日付で閉店した青森県弘前市の料亭「翠明荘」の内部が同日、1日限定で一般公開された。新型コロナウイルスの影響で4月中旬から休業していた。市民ら約180人が訪れ、閉店を惜しんだ。
 翠明荘は元々、津軽銀行頭取を務めた実業家の高谷家の別邸「玄覧居」で、明治後期―昭和初期に建てられた。10部屋のうち、広間など6部屋が公開された。訪れた人たちは、欄間に施された豪華な彫刻を写真に収めたり、京都から招かれた庭師が設計した庭園の眺めを楽しんだりした。
 料亭を経営していた弘前市の自動車学校運営会社「ムジコ・クリエイト」によると、建物利用は未定だが、維持・管理を行いながら活用方法を検討する。


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2020年09月30日水曜日


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