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遠野市と安藤忠雄さん整備の図書館「こども本の森」、中古児童図書の寄贈求める 寄付金も

ビデオメッセージで「こども本の森遠野」への協力を呼び掛ける安藤さん

 岩手県遠野市は29日、建築家の安藤忠雄さんと共に市内に整備する子どものための図書館「こども本の森遠野」について、中古本の寄贈と運営資金の寄付の受け付けを始めると発表した。
 本は2000年以降に出版した絵本や読み物、図鑑などの児童図書で、書き込みや汚れ、破れがないもの。寄付は法人が1年1口5万円を3年分からで、個人は任意で受け付ける。
 こども本の森遠野は、安藤さんが「復興のシンボルは子どもたちの未来である」と設置を提案した。市が中心部に所有する築120年の旧三田屋呉服店を解体。木造2階、延べ床面積約500平方メートルの図書館を新築する。
 着工は10月で設計、施工の費用約2億円は安藤さんが負担する。蔵書は約1万冊の見込みで、来年7月に開館した後は、寄付を受けた市が運営する。
 安藤さんは発表に合わせてビデオメッセージを寄せ、「できるハコを育てるのは市民。遠野から新しい文化を発信してほしい」と呼び掛けた。
 本田敏秋市長は「人口減や少子化と向き合う遠野の底力を示す施設にしたい」と話した。連絡先は市こども本の森構想推進室0198(62)2340。


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2020年09月30日水曜日


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