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「牛牛詰め」にならないで 加美農高生が昇降口に実物大ポスター掲示

牛の実物大ポスターを作り、ソーシャル・ディスタンスの確保を訴える生徒たち

 宮城県色麻町の加美農高(生徒215人)の生徒昇降口に30日、体長約2メートルの成牛の実物大ポスターが掲示された。新型コロナウイルス感染防止のために推奨されるソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を、牛の体の大きさを通じて知ってもらおうと、同校コンピューター部の生徒が作った。
 ポスターはロール紙を貼り合わせ、縦2.3メートル、横4メートル。農場長の川口友和教諭が発案し、校内で飼育している牛の写真を撮影、生徒にポスター作りを依頼した。文字のデザインに美術部員も協力した。
 コンピューター部長の3年中村謙太郎さん(18)は「小さな写真の画像を拡大した紙の、貼り合わせに苦労した。在校生にソーシャル・ディスタンスを守って勉強してもらいたい」と話した。2年菊池響さん(17)は「ポスターで2メートルの距離を実感してほしい」と活用を呼び掛けた。
 川口教諭は「農業高の環境を生かしてみた。牛(ぎゅう)っと詰め過ぎないで、ウィズコロナの環境下で学びを深めてほしい」と願っている。


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2020年10月01日木曜日


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