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山形・百貨店大沼 閉店セールが終了

営業終了を前に、買い物客に記念品を手渡す道家さん(右端)=30日午後6時ごろ

 1月に自己破産手続きに入った山形市の百貨店「大沼」で2カ月半にわたり開催されてきた「感謝閉店セール」が30日、幕を閉じた。
 旧本店の元店長道家英之さん(50)らが午後6時ごろから、店を出る買い物客一人一人に「長年ありがとうございました」の言葉を添えて、マスクと消毒液の入った記念品を手渡した。
 午後6時半の営業終了を迎えると旧経営陣ら元従業員が正面玄関前に並び、道家さんが「支えられたご恩に一同心より感謝します。この場所で皆さんと笑顔でお会いできる日を願っています」などとあいさつした。
 セールは、突然の閉店で伝えられなかった顧客への謝意を表すのが目的。百貨店再開を模索する商業コンサルタント「やまき」(東京)が土地と建物を所有する山形市内の実業家から建物を借り、一部フロアで婦人服や化粧品、かばん、靴、食器などを販売した。
 やまきのグループ会社に雇用された元従業員90人ほどが交代で勤務。検討された地下1階での食料品販売は実現しなかった。


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2020年10月01日木曜日


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