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復興拠点外区域の避難解除、時期明言せず 平沢復興相が福島の4町長訪問

伊沢史朗双葉町長(左)と意見交換する平沢復興相

 平沢勝栄復興相は30日、東京電力福島第1原発事故に伴う特定復興再生拠点区域(復興拠点)から外れる帰還困難区域の避難指示解除について「戻れない地域をできるだけ早くなくしたい」と述べた。時期は明言しなかった。
 帰還困難区域を抱える福島県浪江、双葉、大熊、富岡の4町を訪れ、各町長と意見交換した。平沢氏は報道各社の取材に対し、被災地の現状に関して「私が町長の立場だったら同じことを言うだけでなく、もっと怒るだろう」との認識を示した上で「深刻に捉え、解決に向けて前に進める必要がある」と語った。
 各町は復興拠点外の帰還困難区域の避難解除や除染の政府方針を早期に示すよう強く要望。大熊町の吉田淳町長は「2020年度を目指す復興拠点の避難解除に向け、来年の今頃は住民説明会を開かなければならない」と説明。「政府が復興拠点外の方針を示さないと町民に説明できない」と強調し、残された時間が少ない状況を訴えた。


2020年10月01日木曜日


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