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被災家屋の公費解体本格化 宮城・大郷町の住民「一区切りついた」

被災家屋の解体を進める作業員

 昨年10月の台風19号で被災した宮城県大郷町は1日、半壊以上の被害を受けた家屋の公費による解体を本格化させた。住民から申請のあった建物約30件を対象に、年末までに完了させる。
 浸水被害が特に甚大だった同町粕川の中粕川地区では20件超の解体を予定し、地区南部の多くが更地になる見通し。
 解体作業は9月25日に始まり、この日は同地区の旧粕川小付近などで実施。建設会社の作業員が住宅内の部材をばらばらにし、重機での解体を進めた。
 高橋文一郎さん(83)方でも、築50年以上という自宅の解体が始まった。「さみしい思いはあるが、水害で全壊して1年たっており仕方ない。一区切りと考えたい」と話した。
 解体で生じた廃棄物は同町川内の町有地に運搬し、分別した上で来年3月までに処分する。


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2020年10月02日金曜日


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