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増築せず改修の第3案を追加方針 美術館移転構想で宮城県

宮城県美術館

 仙台市青葉区の宮城県美術館を宮城野区に移転、新築する構想を巡り、県は1日、これまで比較検討の選択肢としてきた現地での増改築案に加え、新たに現施設を増築せずに改修のみ行う手法を第3案とする方針を明らかにした。年内をめどに事業の方向性を判断する。
 県議会9月定例会の代表質問で村井嘉浩知事が答弁した。担当部局が5〜7月に芸術関係団体などと意見交換した際、事業規模を抑えた改修を提言されたとして「関係者の声を踏まえ、それぞれの案の利点、課題を分析したい」と述べた。
 現地存続を求める声が広がっている状況について「現在の美術館を大切にしたいという皆さんの思いに認識を深くしている」と説明。「さまざまな意見を参考にして検討を進め、総合的に判断する」と語った。
 県教委は2018年3月、現地での増改築方針を策定。県有施設の再編構想を議論する県の有識者懇話会は19年11月、東京エレクトロンホール宮城(県民会館)とともに移転、集約する案を公表した。


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2020年10月02日金曜日


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