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東証売買停止 東北の証券会社、顧客への影響を懸念

全銘柄の売買が停止となり、証券会社の株価表示ボードに空欄が並んだ=1日午後0時20分ごろ、仙台市青葉区中央2丁目

 東京証券取引所が全銘柄の売買を終日停止した1日、東北の証券会社では大きな混乱はなかったが、取引できなかった顧客への影響を心配する声が上がった。
 東邦銀行子会社のとうほう証券(福島市)では、朝から職員が注文のある顧客と連絡を取り、取引ができない状況を伝えたり、今後の意向を確認したりした。
 顧客から目立った苦情はなかったが、高橋潤営業企画部長は「顧客の機会損失につながり、影響は大きい。長期化すれば取引を止める顧客が出てくるかもしれない」と懸念した。状況を注視しながら顧客のフォローを続ける方針という。
 七十七銀行子会社の七十七証券(仙台市)は、東証の取引が停止した場合の対応を事前に決めており、混乱はなかった。当初は客からの注文をいったん引き受け、システムが復旧し次第対応する予定だったが、取引の終日停止が決まり意向を改めて確認するなどした。
 金沢聡営業企画部長は「2日は取引が多くなる可能性はあるが、通常とそれほど変わらないだろう」と冷静に受け止めた。


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2020年10月02日金曜日


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