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宮城3病院統合、美術館移転…相談ない県に「倍返しだ!」 仙台市議、市長にハッパ

 「県にやられっぱなし。やられたら、倍返しだ」。宮城県立がんセンター、東北労災病院、仙台赤十字病院の連携・統合に向けた協議を巡り、2日の仙台市議会9月定例会決算等審査特別委員会で、議員が大人気ドラマの決めぜりふを使い、郡和子市長に移転阻止へハッパを掛ける場面があった。
 質問したのは村上一彦氏(民主フォーラム仙台)。協議の結果、東北労災と仙台赤十字の2病院が市外に移転する可能性に触れ「市民にとってすごい不利益。断固阻止しなければならない。悠長に考えている場合じゃない」と指摘した。
 水道3事業の運営権を民間に一括売却する「みやぎ型管理運営方式」、東京エレクトロンホール宮城(県民会館)と県美術館の移転集約などの例を次々に挙げ「県は仙台に不利益な事業を何の相談もなく決める」と不満をあらわにした。
 「県はカードを切って仕掛けてくる」と村上氏。県が宿泊税導入を打ち出した直後、市議会が市独自の宿泊税を求めたことを「(税金を)取られる前に取る」姿勢だったと振り返り「病院移転も相談なくやってくるなら、こっちもカードを切ればいい」と提案した。
 答弁した藤本章副市長は「(病院統合は)断固反対の状況まで判断材料がそろっていない。県に情報提供を求め、判断に誤りがないようにしたい」と述べた。


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2020年10月03日土曜日


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