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築54年ビルを再生 賃料安価なオフィスで起業後押し

創造性をテーマにカラフルな家具を置いた貸しオフィス=仙台市青葉区

 不動産賃貸業の仙台協立(仙台市)は2日、仙台市青葉区国分町1丁目の広瀬通に面する築54年の仙台協立第1ビルを改装し、オープンさせた。時間貸しのオフィスを充実させ、地元からの起業を後押しする。
 1階は「より良い方向に導く」との意味合いを込め、「COMPASS(コンパス)」と名付けた。コワーキングスペースと飲食店営業ができるイベントスペースのほか、同社の賃貸仲介窓口も備える。
 2〜5階は貸しオフィスと最大30人収容できる貸し会議室が計18室あり、各オフィスの内装に工夫を凝らした。創造性をテーマにした部屋にはカラフルな家具を配置し、壁にホワイトボードを埋め込んだ。
 現行の耐震基準導入前に建設されたことを考慮し、より災害リスクの低い時間貸しや短期間での利用を推奨する。最低料金は1時間500円で、固定費を抑えたい小規模事業者も利用しやすくした。
 氏家正裕社長は「市中心部でも再開発に向かない地区があり、賃料を安くできる古いビルに需要がある。新型コロナウイルスの感染予防をしながら人が集う場にしたい」と話した。ビルを拠点に周辺の肴町地区の活性化にも携わる方針。


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2020年10月03日土曜日


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