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夜空彩る「お帰り」 福島・大熊で原発事故後初の花火

町役場近くの森の向こうから、ごう音を響かせて上がる花火=2日午後6時5分ごろ、福島県大熊町

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部解除された福島県大熊町で2日夜、花火が打ち上げられた。告知なしのサプライズ企画で、帰還した町民らが笑顔で夜空を見上げた。
 花火は午後6時から10分間、原発事故後の町内で初めて打ち上げられた。復興途上で、静寂と闇に包まれる夜空を音と光が彩った。
 当初は9月の「おかえり! なつ祭り」で打ち上げが計画されたが、祭りは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。代替策として町民らで組織する「おおくまコミュニティーづくり実行委員会」が企画した。
 実行委は「花火は町内企業の協賛を頂いて準備してきた。復興とコロナ終息を願いたい」と話した。


2020年10月03日土曜日


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