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海のレジャー安全後押し 宮城海保が団体認証制度を創設、第1号に松島のスクール

加藤代表(左)に認証書を贈呈した木下部長

 宮城海上保安部(塩釜市)は本年度、マリンレジャーの事故防止のため、安全に活動する団体の認証制度を全国で初めて創設した。第1号となったのは、スタンドアップパドルボード(SUP)のスクールを運営するクーネルサップスクール(松島町)。宮城海保は認証を取得する県内の団体を募集している。
 認証は、各団体が独自に策定した安全対策などを宮城海保が審査する仕組み。不十分な場合は追加の対策を求める。基準は宮城海保のホームページ(HP)に提示している。
 具体的には(1)ライフジャケットなどの安全装備や器具の使用(2)天候に応じた活動計画の策定(3)地震・津波発生時の避難場所の選定(4)事故が起きた際の対処−といった項目を審査する。
 マリンレジャーが多様化し、初心者を中心に事故が増加傾向にある中、一定の対策を講じる団体を認証することで、安全性の高い実施体制の構築を促すのが狙い。各団体は認証の取得をHPなどでPRできる。
 対象となる団体は、サーフィンや水上バイクなどの体験を提供する団体に加え、海水浴場の運営組織や釣り客を乗せる遊漁船を想定。大学のサークルや中高生の部活からも受け付けるという。
 宮城海保の木下敏和部長は「新しく手軽に楽しめるマリンレジャーが増えている一方で、知識や経験の不足による事故が起きている。広く制度を活用してもらい、事故なく海に親しんでもらいたい」と話した。
 クーネルサップスクールの加藤順一代表は「SUPは老若男女を問わずやりたいという人がどんどん増えている。安全対策をしっかりした上で、参加者に楽しんでもらえる方法を常に考えたい」と語った。


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2020年10月04日日曜日


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