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「復興は道半ば、全力で支援」 野上農相が福島訪問

サツマイモの貯蔵施設を視察する野上農相(右)=福島県楢葉町

 菅内閣で初入閣した野上浩太郎農相が3日、就任後初めて福島県を訪問した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した1市3町の農林水産業の現場を視察し「前向きな事例もあるが、復興は道半ば。震災11年目以降も全力で支援する」と述べた。
 楢葉町では、サツマイモの産地化に向け整備された国内最大級の貯蔵施設を見学。生産を担う福島しろはとファームの担当者が「『ふくしまゴールド』のブランド名で全国的に売り出す」と説明。野上氏は「サツマイモへの愛情を感じる」と笑顔で応じた。
 野上氏はいわき市で漁業関係者とも面会した。
 県漁連が来年4月の再開を目指す沿岸漁業の本格操業では、第1原発にたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水の取り扱いが懸念材料。野上氏は「漁業者の努力を妨げないことが最優先だ」と話した。


2020年10月04日日曜日


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