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布マスク、スカッと爽快 山形市内の耕作放棄地で栽培のハッカを活用

ハッカを収穫する山本社長(中央)ら=山形市
ハッカのティーバッグを収納できる布マスク(右)

 緑化資材製造販売のモス山形(山形市)が、自家栽培したハッカのティーバッグを清涼剤に活用する布マスクの販売を始めた。「農福連携」の一環として、市内の障害福祉サービス事業所がマスクの製作を請け負う。関係者は「新型コロナウイルス感染防止でマスクを着ける時の負担軽減に役立ちたい」と話す。
 モス山形が山形市内の耕作放棄地の畑約20アールで無農薬栽培したハッカを乾燥させ、粉砕してティーバッグに詰めた。マスク作りは、市内のNPO法人「未知」が運営する障害福祉サービス事業所2カ所の利用者が担う。
 マスク内側のポケットにティーバッグを入れて装着すると、ハッカの爽やかな香りが漂う。ティーバッグをもむと香りは持続する。
 両者の連携は、未知の事業所利用者が約2年前にモス山形の主要事業のコケ栽培を手伝ったのがきっかけ。現在は未知がコケの盆栽や盆景作りに携わる。
 モス山形の山本正幸社長(68)は「ハッカは鳥獣被害の心配が少なく、休耕地の栽培作物としての可能性が広がる」と期待する。未知の名和良吉理事長(68)は「障害のある利用者が自分に合ったペースで作業できるのがありがたい。製品の反響がさらなる意欲向上につながればいい」と語る。
 ティーバッグは6袋入り400円、マスクは500円。セット(900円)でも販売する。ティーバッグに湯を注げば飲用もできる。連絡先はモス山形023(666)6605。


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2020年10月05日月曜日


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