福島のニュース

コロナ感染者、医療従事者への中傷解消 白河市が「思いやり条例」制定

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、福島県白河市は患者や医療従事者らへの誹謗中傷や不当な差別の解消を目指す「思いやり条例」を制定した。市によると、条例制定は県内初。7日施行される。
 条例は新型コロナをはじめとする疾病や障害、性別などに基づく中傷や差別的言動をなくし、住みよい地域社会をつくることを目的に制定。市が市議会9月定例会に条例案を提出し、今月2日の本会議で全会一致で可決された。
 市の責務として正確な情報の収集・伝達、差別を受けた市民への適切な支援などを定めた。市民は思いやりの心を持ち、不当に差別しないよう努め、市などの施策に協力することを明記した。
 市によると、市内ではこれまでに3人の新型コロナ感染が確認され、ネット上での中傷などがあったという。市市民課は「東京電力福島第1原発事故で偏見の目を向けられたつらい経験があるからこそ、市民全員が思いやりの心を持って差別や偏見をなくしたい」と説明した。


関連ページ: 福島 社会 新型コロナ

2020年10月05日月曜日


先頭に戻る