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策定から13年間改訂なし 仙台市、芸術文化指針見直しへ

仙台市役所

 郡和子仙台市長は5日、市議会9月定例会決算等審査特別委員会で、2007年に策定した「芸術文化振興のための指針」の見直しを検討する考えを示した。策定から13年間、一度も改訂されず、市が整備を目指す音楽ホールの位置付けが不明確となっている。
 市によると、指針は国が策定を求める「地方文化芸術推進基本計画」の役割も兼ねた市の芸術文化振興の基本的方向性に相当する。
 音楽ホールは11年度に始まった現総合計画で検討方針が打ち出されたため、指針に一切言及がなく「音楽堂など専門性が高い施設についての調査研究」と曖昧な位置付けになっている。
 質問した伊藤優太氏(市民と未来のために)は「芸術文化の振興のため、音楽ホールはどうあるべきか指針の中で示すべきだ。(位置付けがないまま)個別の計画が先行するのは、進め方がちぐはぐと言われても仕方がない」と指摘した。
 藤本章副市長は「文化振興全体の基本計画をどう持つかという議論は、これまで俎上(そじょう)に載らなかった。指針は現在の方向性を示すものになっていない。どういう方向を持つべきか今後検討したい」と釈明した。


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2020年10月06日火曜日


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