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石巻市長、大川小遺族への謝罪訪問終える 21遺族が拒否・辞退

亀山紘石巻市長

 亀山紘石巻市長は5日、市大川小津波訴訟の原告勝訴確定を受けて続けてきた児童遺族宅への謝罪訪問を終えたことを明らかにした。
 市教委によると、訪問は今年1月に始めた。亡くなった児童74人の全54遺族のうち、面会して焼香や謝罪ができたのは33遺族。21遺族が訪問を拒否するか辞退した。今月1日に宮城県外の1遺族から辞退するとの回答があり、全遺族の意向を確認できた。
 亀山市長は5日の定例記者会見で「学校管理下で子どもの命を守ることができなかったことをおわび申し上げてきた。今後もご遺族にしっかりと寄り添っていくことが必要だと考えている」と述べた。
 東日本大震災の津波で死亡・行方不明となった児童23人の19遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟は2019年10月に最高裁が市と県の上告を退け、学校側の事前防災の不備を認めた仙台高裁判決が確定した。亀山市長は19年12月に市側の過失を認め、遺族に正式に謝罪した。


2020年10月06日火曜日


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