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震災復興祈念公園、12日に全面開園 宮城・南三陸

 宮城県南三陸町は5日、東日本大震災で被災した志津川地区で整備を進めてきた震災復興祈念公園を、12日に全面開園すると発表した。
 祈念公園は面積6.3ヘクタールで、昨年12月の一部開園以来、段階的にエリアを広げてきた。津波に襲われて骨組みのまま残る町防災対策庁舎の周辺エリア整備や、市街地と公園をつなぐ中橋の完成に合わせ、全面開園する。町職員ら43人が犠牲になった防災対策庁舎の献花台は園内から庁舎付近に移す。
 町では震災で行方不明者を含む831人が犠牲になった。園内の「祈りの丘」には犠牲者名簿を安置した石碑が立つ。佐藤仁町長は5日の定例記者会見で「公園は慰霊と震災の風化を防ぐ場になる。訪れた人は静かに手を合わせてほしい」と述べた。
 祈念公園と中橋の事業費は約30億円。町は12日に全体の開園と中橋開通の式典を行い、13日から一般開放する。


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2020年10月06日火曜日


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