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南三陸ワイナリーがオープン 被災地の新たな観光拠点に

オープンした南三陸ワイナリー
南三陸町産のブドウを使った仕込み作業=6日
赤やロゼなどのワインが並ぶ店内

 宮城県南三陸町の南三陸ワイナリーが建設を進めていたワイナリーが7日、同町の志津川漁港近くにオープンした。町内にワイナリーができるのは初めて。家族連れなどが訪れ、ワインを買い求めたり、グラスでの試飲を楽しんだりしていた。
 プレハブの水産加工場を改修し、ワイン販売や軽食を提供するショップ棟と仕込み用のタンクが並ぶ醸造棟を造った。壁やサッシの一部に特産の南三陸杉を使い、テラス席も設けた。
 家族で訪れた登米市のパート伊藤よし子さん(64)は「海風を浴びながら飲むワインは格別。赤ワインはまろやかな味わいでおいしい」と感激していた。
 本年度は山形県産を中心に地元産のブドウも使い、白やロゼ、赤などのワイン約1万5000本の醸造を計画。6日に作業を開始した。初日は、町内の入谷地区のブドウ畑で収穫したシャルドネ約360キロを白ワイン用に仕込んだ。
 東日本大震災からの復興を目指す町の新たな観光拠点として期待を集める。佐々木道彦社長(47)は「ワインと南三陸の食を楽しんでもらう場所にしたい。町のにぎわいづくりに貢献できればいい」と語った。
 営業は平日が午後1〜6時、土日祝日が午前10時〜午後6時。月、火曜が休み。


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2020年10月07日水曜日


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