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海岸林再生へ最後の植樹 名取にクロマツ37万本 東京の公益財団

オイスカなどが植樹を続けてきた名取市沿岸部の海岸林

 東日本大震災の津波被害を受けた名取市沿岸部で、海岸林再生に取り組む公益財団法人オイスカ(東京)などがクロマツの苗木を植えている。2011年3月に始まった10年計画のプロジェクトで、今月の実施分が最後となる。
 今回は市北釜地区の約2.2ヘクタールに1万1500本の苗木を植える計画。宮城中央森林組合(仙台市)の作業員が5日から1週間程度の日程で植樹している。苗木は市内の被災農家らでつくる市海岸林再生の会が種から育てた。
 プロジェクトでは津波で失われた海岸林の再生を目指し、市閖上−北釜地区の海岸線約5キロ、約100ヘクタールを対象に、今回分を含めて計約37万本を植樹。21年度以降は草刈りや間伐などの生育管理を続ける。
 19年度末時点でボランティア延べ約1万1400人が参加した。市海岸林再生の会の鈴木英二会長は「みんなの力のたまものだ」と話した。


2020年10月07日水曜日


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