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岩手産ジンとウオッカ造ります!21年3月発売 南部美人が発表

ジンとウオッカの製造を発表する久慈社長

 岩手県二戸市の酒蔵「南部美人」は6日、同市産の漆を使ったクラフトジンと、久慈市産のシラカバの活性炭を使ったクラフトウオッカを製造すると発表した。来年1月からそれぞれ1万本製造し、3月から国内外で販売する。
 南部美人によると、新型コロナウイルスによる会食や旅行自粛の影響で日本酒の消費が低迷し、今年収穫された酒米が余る見込みという。同社は余った酒米からライススピリッツ(蒸留酒)を製造し、ジンとウオッカの原料にする。
 ジンは漆の樹皮と針葉樹セイヨウネズの果実ジュニパーベリーを香りの成分に使う。試験蒸留後の味によっては地元産の果実を加え、森林のような香りとみずみずしい味わいが特徴のジンに仕上げる予定。
 ウオッカはシラカバの活性炭でろ過した蒸留酒と定義されており、久慈市の平庭高原から伐採されたシラカバを利用する。ライススピリッツのうま味を引き出し、カクテルのベースに使いやすい味を目指す。
 盛岡市で記者会見した久慈浩介社長は「岩手の漆と炭はどちらも生産量日本一。岩手でしか造れない新たな酒を造って世界の人々を魅了し、地元と一緒に繁栄していきたい」と意気込んだ。


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2020年10月07日水曜日


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