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宮城県の震災復旧工事98件に遅れ 県議会一般質問で明らかに

 宮城県議会9月定例会は7日、一般質問を続けた。県は東日本大震災の復旧・復興工事のうち、道路や河川の改修など98件が計画より遅れ、本年度内に完成できないことを明らかにした。
 県によると、用地取得の遅れや軟弱地盤などを踏まえた工法の変更などが理由という。今後、地域住民ら関係者に説明する。村井嘉浩知事は「来年度に繰り越す工事の中でも、どうしても優先順位があり、遅れが生じる。一日も早い完了に向け、総力を挙げて取り組んでいく」と述べた。
 本年度のサケの稚魚放流数に関連し、県は年間目標の5000万尾を下回る見通しを報告した。県沿岸への予想来遊数は66万尾で、前年度の約2.4倍だが、震災後の平均(136万尾)の半数にとどまる。
 不足する採卵用サケの確保が課題となる。小林徳光水産林政部長は「ふ化場間の卵の融通、海で漁獲したサケから直接採卵するといった対策を行い、放流数の目標を達成したい」と答弁した。
 守屋守武(自民党・県民会議)、高橋宗也(同)、小畑仁子(みやぎ県民の声)、佐々木喜蔵(自民党・県民会議)の4氏が質問した。


2020年10月08日木曜日


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