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ノーベル化学賞受賞のダウドナ氏、18年東北大で講演 「若い研究者の励みに」

講演するダウドナ氏=2018年7月、東北大・川内萩ホール((c)東北大学知のフォーラム)

 ノーベル化学賞に7日決まった米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授(56)は2018年7月、仙台市を訪れ、東北大で受賞理由となった「ゲノム編集」をテーマに講演した。当時、案内役を務めた東北大副学長の大隅典子教授(発生発達神経科学)は「ノーベル賞を将来、受賞する可能性が高いと思っていた。講演を聴いた若い研究者の励みになる」と喜んだ。
 ダウドナ氏は、東北大で開かれた「知のフォーラム特別講演会」で基調講演するため来仙。ゲノム編集の新手法「クリスパー・キャス9」について解説した。東北大の学生らが、ダウドナ氏の前で研究成果をポスター発表する機会もあった。
 大隅教授は「若い学生に、ノーベル賞候補の研究者の講演を聴いてもらいたいと思っていた。ポスター発表した学生はとても感激していた」と振り返る。ダウドナ氏らが開発した手法について「分子生物学領域の研究を100倍くらいスピードアップさせた。私自身の研究にも大きな影響があった」と評価した。


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2020年10月08日木曜日


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