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石巻・旧大川小の整備工事進む 管理棟出現、震災遺構として来年3月完成

震災遺構として保存する旧大川小(中央)。付近では管理棟(右上)などの整備も進む=5日午前11時50分ごろ、宮城県石巻市釜谷
震災遺構として保存する旧大川小(奥)。付近では管理棟(手前)の整備も進む=宮城県石巻市釜谷

 東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲となった宮城県石巻市旧大川小を震災遺構として整備する工事が進んでいる。今月上旬、校舎南西側に建設する管理棟の骨格部分が姿を現した。市は被災校舎を残し、2021年3月の完成を目指す。
 木造平屋の管理棟は基礎の上に柱が立ち、骨組みがほぼ出来上がった。外壁は大川小前身の大川一小を模して杉板を張る。内部に展示室を設け、震災当時の状況などを伝える。
 管理棟の西側に芝生を敷き、南西側に木を植えて森を造る。芝生と森の間に置く五つの慰霊モニュメントは既に設置を終えた。市震災伝承推進室の水沢秀晃室長は「命の尊さを伝えていく場所としてしっかり整備したい」と話す。


2020年10月08日木曜日


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