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松川浦の鮮魚ずらり 復興市民市場「浜の駅」25日開業 福島・相馬

津波で被災した海辺に建設された「浜の駅 松川浦」=相馬市尾浜

 東日本大震災で被災した福島県相馬市の沿岸部に25日、復興市民市場「浜の駅 松川浦」がオープンする。地元で水揚げされた鮮魚や土産物を取りそろえ、震災と東京電力福島第1原発事故からの復興をけん引する。
 浜の駅は、松川浦と原釜尾浜海水浴場の中間地点に建てられた。1万2800平方メートルの敷地に、約1000平方メートルの鉄骨平屋と115台収容の駐車場を整備。25日の記念式典を前に22日にプレオープンし、営業を始める。
 約650平方メートルの売り場に地元の産物や菓子などを並べる。メインの水産物コーナーでは、そばの松川浦漁港に水揚げされたカレイやヒラメ、ドンコ、メバルなどを購入できる。
 売り場の隣には食堂「くぁせっと」があり、刺し身や海鮮丼を提供。担当する市内のホテル役員管野貴拓さん(44)は「店名は相馬地方の方言で『食べてもらう』の意味。旬の魚でもてなしたい」と話す。
 松川浦地区にはかつて相馬双葉漁協直営の水産物直売センターがあり、観光客でにぎわった。津波で流されたため、地元から市に代替施設の整備が要望されていた。
 整備費約3億8000万円には国の復興交付金を充てた。指定管理者の株式会社が運営に当たる。


2020年10月08日木曜日


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