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学術会議任命拒否 「国は説明を」福島大学長が要望

福島大の三浦浩喜学長

 日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を政府が拒否した問題で、福島大の三浦浩喜学長は7日の定例記者会見で「政府はきちんと説明してほしい」と述べ、拒否の理由を明らかにするよう求めた。
 三浦学長は「雲の上の話だ」と断った上で、自由な学術研究する観点から問題点を指摘。「われわれのエネルギーの源は学問の自由に立脚し、これが揺らぐと国の方針に沿った研究しかできない不安を抱えることになる」と懸念した。
 任命拒否の理由を「総合的、俯瞰(ふかん)的観点」とした政府の姿勢について、「ちょっと理解できない。きちんと具体的に説明していただきたい」と話した。
 会見では、国が福島県浜通りに整備する国際教育研究拠点の構想に参画する考えも改めて表明した。
 国際教育研究拠点や福島大浜通りキャンパスを配置するエリアを「モデルビレッジ」と設定し、特区制度で規制に縛られない実証試験を可能にしたり、研究者ら400〜600人が居住する「研究タウン」を設けたりするプランを国側に提言したと明らかにした。


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2020年10月08日木曜日


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