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河川復旧工事完成率1.1% 入札不調、地元調整に時間

 宮城県議会9月定例会は8日、一般質問の最終日を迎えた。昨年10月の台風19号で被災した河川復旧工事の完成率が1.1%にとどまっていることが判明。入札の不調に加え、施工時期を巡る地元との調整に時間がかかっていることなどが要因という。
 県によると、8月末時点で国が認めた災害査定件数は535件で、うち着工したのは5割弱の256件。完成は6件のみで、土木事務所別では大河原4件、東部2件。仙台、気仙沼など6土木事務所と県河川課が発注した工事は全て未完了となっている。
 佐藤達也土木部長は「工事の着手率や完成率はいまだ低い」と認めた上で、「入札に向けた発注ロットの見直しや地元との綿密な工程調整を進め、早期の工事完了を目指す」と述べた。
 仙台市青葉区の県美術館を宮城野区へ移転新築する構想で、市民団体から現地存続の要請が相次ぐ状況について、村井嘉浩知事は「現美術館に深い愛着を持ち、現地存続を強く求めていると受け止める」と言及。「多角的に分析するとともに、県民の意見を参考にして総合的に判断する」と強調した。
 吉川寛康(21世紀クラブ)村上久仁(自民党・県民会議)藤倉知格(同)佐藤仁一(みやぎ県民の声)の4氏が質問した。


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2020年10月09日金曜日


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