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聖火リレーを再現 1964年東京五輪で走者務めた宮城・大衡の熊谷さん、あす村内走り来年の大会成功祈願

1964年東京五輪展を開催中の村役場村民ホールで当時着たウエアを手にする熊谷さん

 来年に延期された東京五輪・パラリンピックの成功を願い、1964年東京五輪で聖火リレー走者を務めた元大衡村教育長の熊谷喜久雄さん(77)=同村大衡=が10日、前回東京五輪の開幕日に合わせて村内を走る。「当時のウエアを着て完走したい」と意気軒高だ。
 村内では64年9月、国道4号を4区間に分けて聖火リレーを実施。当時21歳の村職員だった熊谷さんは、村北部の2区(約2キロ)を走った。沿道から声援を受け、国民的行事の盛り上がりを実感したという。
 熊谷さんは30代の時からランニングを続け、今も1日4〜10キロ走る。2020年の聖火リレーにも応募したが選外に。新型コロナウイルスの影響で恒例の夏祭りや敬老会などが相次いで中止になり、にぎわいの場が減ったこともあり「コロナの収束を祈り、少しでも活気づけば」と発起した。
 10日は、村北端から南端までの国道4号の歩道約7キロを約1時間かけて走る。安全管理のため伴走者が付き、喜寿ランナーの挑戦を見守る。
 懸念されるのは北上中の台風14号。熊谷さんは「小雨程度なら走りたい」と本番に備えつつ、大荒れにならないよう祈っている。


2020年10月09日金曜日


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