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菊地健次郎多賀城市長、市役所に別れ 駅前整備に尽力

拍手で見送られ市役所を去る菊地市長

 多賀城市の菊地健次郎市長(73)が9日、4期目の任期途中で退任した。気力や判断力の落ち込みを理由に退任する菊地市長は、14年間慣れ親しんだ市役所を後にした。
 市役所での退任式には市職員約40人が参加。菊地市長は東日本大震災や新型コロナウイルスに触れ「前例のないことへの対応が多かった」と振り返り、「全力で取り組んでもらった」と感謝した。
 菊地市長は市議2期、県議3期を経て2006年の市長選で初当選した。JR仙石線多賀城駅前の整備を手掛け、16年に開館し市図書館が入居するビルには、年間約140万人が訪れるようになった。「へそのないまち」とやゆされていた市に拠点をつくった。
 4期目の今年、任命した元市水道事業管理者が事業発注入札を巡る贈収賄事件で有罪となり、任命責任が問われた。「対応に不安を覚えた」と認めた市議会では不明瞭な答弁が続き、紛糾する場面もあった。
 菊地市長の退任に伴い、鈴木学副市長が10日から職務代理者に就く。


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2020年10月10日土曜日


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