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熱気、興奮、釜石に再び ラグビーW杯1周年記念試合

W杯1周年を記念して行われた試合。赤いジャージーの釜石とクボタが熱戦を繰り広げた

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の1周年を記念した試合が10日、東北唯一の会場となった岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムであった。チャレンジリーグの釜石シーウェイブスとトップリーグのクボタスピアーズが対戦。1年前の熱気と興奮がスタジアムによみがえった。
 市と岩手県などでつくる実行委員会が主催した。新型コロナウイルスの感染防止のため、抽選での無料入場券の配布を定員の半数に限定し、2271人が観戦した。試合はクボタが73対12で勝った。釜石は後半に2トライを挙げた。
 スタジアムは東日本大震災の津波で被災した小中学校の跡地に造られた。昨年のW杯も観戦した仙台市青葉区の団体職員若宮紀章さん(51)は「被災から復興への歩みを知るだけに、ここでの観戦は感無量。1年前を思い出す」と話した。
 野田武則市長は「前を向いて懸命に取り組む姿勢と、大会を支援してくれた人々の絆が、W杯で得られたレガシーだ。スタジアムを拠点に今後も発信を続ける」と話した。台風19号で中止となったW杯第2戦のナミビア対カナダについては「今年はコロナで断念したが、来年こそ実現させたい」と意欲を見せた。


2020年10月11日日曜日


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