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特産品たっぷり入れてダムカレー 一関・藤沢の新名物に

サーロインステーキが付く館ケ森高原ホテルの「金越沢ダムカレー」
いとう屋の「金越沢ダムスープカレー」と3種類のダムカード

 岩手県一関市藤沢町で、高く盛ったご飯などを堤に見立てた「ダムカレー」を新たな名物にする取り組みが進められている。地元にある相川、千松、金越沢の三つの農業用ダムをPRしようと、牛、豚、鶏肉、リンゴなどの地元特産品がたっぷり入ったカレーが登場し、注目を集めている。
 ダムカレーはB級グルメとして人気が高い。地域の新たな魅力にしようと、若者有志の団体が市の支援を得て企画。今夏、市内の2軒で提供が始まった。
 「館ケ森高原ホテル」は、三つのダムと近くの畜産施設にちなんだ3種類をメニュー化した。
 「相川ダムカレー」(1250円)は、ホテル近くの館ケ森アーク牧場が飼育した豚のロースカツが入る。「千松ダムカレー」(1250円)は全国大会で優勝経験があるオヤマ(一関市室根町)の「室根からあげ」と組み合わせた。
 「金越沢ダムカレー」(2500円)は全農北日本くみあい飼料(仙台市)藤沢牧場のブランド牛を使ったサーロインステーキとの豪華セットだ。
 いずれもサラダ、スープが付く。斎藤敏和料理長は「トマトやリンゴがたっぷり入っており、ぺろりと食べられる」と語る。
 パン店「いとう屋」は「金越沢ダムスープカレー」(800円)を販売する。ご飯ではなくパンでダムを表現した珍しい商品だ。レンコン、ナスなどの野菜を入れ、十数種類のスパイスでまろやかな味わいに仕上げた。残ったスープに浸して楽しめるラスクも付く。
 テークアウトのみで金、土曜に各限定5食を扱う。経営する伊東京子さん(52)は「ダムは店から車で10分程度。秋の自然を感じながら食べると一層味わいがある」と勧める。
 高原ホテル、いとう屋はいずれも予約が可能。ダム愛好者に人気があるダムカード3種類をカレー購入者に配布する。連絡先は高原ホテル0191(63)5600、いとう屋0191(63)5588。


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2020年10月12日月曜日


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