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女川再稼働 宮城県議会委が容認、賛成請願を採択

女川原発

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働を巡り、宮城県議会環境福祉委員会は13日、女川町商工会が提出した再稼働推進の早期表明を求める請願を賛成多数で採択した。県議会は再稼働を容認する自民党会派が過半数を占めており、9月定例会最終日の22日の本会議で採択される可能性が濃厚。県議会として再稼働に「同意」する見通しとなった。

◎本会議22日「同意」へ

 再稼働の前提となる地元同意を判断する村井嘉浩知事はこれまで「県議会の結論を最重視する」と説明してきた。委員会終了後、村井知事は「議会の意思が今後示されれば、市町村長の意見を聞いた上で、国への回答を総合的に判断する」との談話を出した。
 委員会の採決は再稼働の反対請願と合わせ、渡辺勝幸委員長を除く9委員で行った。挙手採決の結果、賛成請願を賛成6、反対3で採択。反対請願は賛成3、反対6で不採択だった。
 審査に当たり、反対派は請願者の意見陳述、東北電と両請願者が推薦する有識者の参考人招致などを要望したが却下された。13日の委員会では資源エネルギー庁と内閣府の担当者を招き、質疑の時間が設けられた。
 渡辺委員長は「質疑で議論は深まった。全員協議会や代表質問などでも多くの意見が出されており、請願の採択は瑕疵(かし)なく行われた」との考えを示した。
 2号機は2月、原子力規制委員会の審査に合格。東北電は安全対策工事を終える2022年度以降の再稼働を目指している。


2020年10月14日水曜日


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